御祭神について

伏見稲荷大社の楼門

当社の御祭神は宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)の神様です。一般には「お稲荷さん」や「稲荷さん」として広く知られている神様です。

 

『古事記』の上巻には、速須佐之男命(ハヤスサノオノミコト)と大山津見神(オオヤマツミノカミ)の娘の神大市比姫(カムオオイチヒメ)との間にお生まれになられた神様として「宇迦之御魂」という名が記されております。

 

宇迦之御魂大神は五穀豊穣を司ることから商売繁昌や家内安全に御神徳があるとされ、また「実が成る」ということから成就につながり諸願成就の御神徳も持つと信仰されております。

 

総本宮は京都市伏見区にある伏見稲荷大社であり、神使(しんし)は狐とされております。

 

お稲荷さん」を狐と同一視される方がいらっしゃいますが、宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)の神様は女神様であらせられ、狐は神様のお使いです。